子どもに「頑張れ」って言うのは簡単だ。
でも、大人になって気づく。
— 自分の背中ほど、子どもに強く影響するものはない、と。
家で何を語るかより、
日々どんな態度で働いているか。
その“空気”のほうが、子どもの心に深く染み込んでいく。
今回は、忙しい毎日のなかで僕自身が気づいた
「子どもに背中で見せる働き方」
について綴っていきたい。
【第1章】子どもは「言葉」より「空気」を見ている
ある日、仕事で疲れて帰ってきた夜。
リビングで宿題をしていた子どもが、ふと僕を見て言った。
「今日はしんどい日だったの?」
驚いた。
何も言っていないのに、見抜かれていた。
子どもって本当に敏感で、
親の“今日は頑張った”“今日は心が折れている”
そんな温度まで拾ってしまう。
このとき思った。
子どもは親の言葉じゃなく、
“仕事から帰ってきた顔”を見て育つんだな、と。
【第2章】背中で見せる「働く姿勢」とは?
結論から言うと、
難しいことを教える必要なんてまったくない。
子どもに見せるべきは
“完璧な姿”ではなく
“向き合う姿勢”だ。
僕自身の実感として、背中で見せられる大事なことは次の3つだ。
①「仕事に向き合う理由」を自分の中に持っていること
子どもは“働く姿”の前に、
親の“働く意味”を見ている。
・家族を守りたい
・誰かに喜んでもらいたい
・自分の成長が楽しい
理由はなんでもいい。
ただ、働く背中に 一本の軸 があると、子どもは安心する。
② 弱っている姿を隠しすぎないこと
僕らはつい、
「疲れていても子どもの前では明るくしなきゃ」
と思い込む。
でも、本当は逆で、
“それでも前を向く姿”が、最も強い背中になる。
・落ち込む日があっていい
・イライラする日があっていい
・疲れて何もできない日があっていい
大事なのは、
次の日にまた少しだけ動き出すその背中。
子どもはそれを見て、
「大人だってつまずいていいんだ」と覚えていく。
③ 小さな努力を積み上げる親の姿は、想像以上に響く
大きな成果じゃなくていい。
・毎朝同じ時間に起きる
・嫌な仕事でも逃げずにやる
・挨拶だけはきちんとする
・誰に対しても礼儀を崩さない
こういう“凡事徹底”の背中は、
静かに、確実に伝わる。
子どもにとっての「働くとは」を形作るのは、
親が見せるこういう細かい積み重ねだ。
【第3章】「働く姿勢」は、やがて“生きる姿勢”に変わる
子どもは将来、どんな仕事をするかわからない。
今とは働き方も大きく変わっているだろう。
けれど、
働く姿勢は、最終的に“生き方”そのものの姿勢になる。
・諦めないこと
・ごまかさないこと
・楽しむ工夫をすること
・誰かを大切にできること
この“スタンス”は、どんな時代でも価値を失わない。
僕らが今日見せる背中は、
いつか子どもが困難にぶつかったときの“支え”になる。
**【まとめ】
働く姿勢は、語るものじゃなく“滲み出るもの”。**
完璧じゃなくていい。
弱さがあっていい。
迷いがあっていい。
それでも、
一歩前に進む親の背中は、子どもの人生に確実に根を下ろす。
そして何より、
子どもに誇れる背中は、
自分自身にとっても“誇れる人生”につながっていく。
🔗関連記事
👉 「40代で”何者でもない自分”を受け入れた日」40代で-何者でもない自分-を受け入れた日/
👉 「凡事徹底で人生が変わる理由」凡事徹底—「あたりまえ」の底力

コメント