「今の会社で、なんとか定年まで波風立てずに過ごせればいい……」
40代を過ぎ、ふとそんな考えが頭をよぎることはありませんか?かつての野心は影を潜め、いかにリスクを避け、今のポジションを守るか。いわゆる「逃げ切りモード」です。
しかし、断言します。今の時代、40代で「守り」に入ることこそが、人生最大のリスクです。
今回は、私たちが無意識に選んでしまいがちな「逃げ切り」という幻想を捨て、もう一度自分の人生の主導権を握り直すためのマインドセットをお伝えします。
1. 「逃げ切り」という戦略が成立しない時代
私たちの親の世代までは、「逃げ切り」は立派な戦略でした。年功序列、右肩上がりの経済、そして十分な退職金。しかし、今はどうでしょうか。
- 役職定年の前倒し: 50代を待たずして、現場から外される現実。
- 終身雇用の崩壊: 大手企業であっても「黒字リストラ」が日常茶飯事。
- インフレと長寿: 「逃げ切った」と思った後の30年が、想像以上に長い。
「守ろう」としているものが、実はすでに崩れかかった砂の城であることに気づかなければなりません。
2. 守りに入ると、人は「腐る」
心理的な影響も無視できません。人は「守り」に入った瞬間、新しい情報への感度が鈍り、挑戦を恐れるようになります。
「これ以上頑張っても給料は変わらないし」 「余計なことをして目をつけられたくない」
そうやって思考を停止させている間に、あなたの市場価値は刻一刻と削られていきます。最も恐ろしいのは、会社にしがみつこうとするあまり、「会社以外の場所では何もできない自分」を自ら作り上げてしまうことです。
3. 「攻め」に転じる。会社を「ゴール」から「踏み台」へ
では、どうすればいいのか。それは、今日から**「定年までのカウントダウン」をやめ、「個としてのカウントアップ」を始めること**です。
会社に尽くすのをやめるわけではありません。むしろ、「いつでも外で勝負できる自分」になるために、今の会社を徹底的に使い倒すのです。
- 社内のリソースで実験する: 新しいプロジェクトに手を挙げ、スキルを盗む。
- 「個」の看板を意識する: 「〇〇会社の私」ではなく「〇〇ができる私」として仕事をする。
- 失敗を経験値に変える: 会社の看板があるうちに、たくさんの小さな失敗を経験しておく。
4. 主導権を握ると、景色が変わる
「逃げ切りたい」と思っている間は、上司の顔色や会社の業績に一喜一憂し、常に「選ばれる側」の不安がつきまといます。
しかし、「いつでも飛び出せる準備をしよう」と決めた瞬間、あなたは**「選ぶ側」**に回ります。今の仕事も、将来のための「実践トレーニング」に変わります。
不思議なことに、この「攻め」のマインドを持つ人ほど、社内でも頼もしく見え、逆に評価が上がったりするものです。
まとめ:あなたの「再起動」は今、この瞬間から
「もう40代だから」と守りに入るには、人生はあまりに長すぎます。
「定年まで逃げ切る」という重荷を捨ててみませんか?その瞬間に、あなたの心には再び火が灯り、本当の意味での「自由」への道が見えてくるはずです。
私たちはまだ終わっていない。ここからが、自分らしい人生の「第2幕」の始まりです。


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