40代。気づけば、週に会う人のほとんどが「会社の人」になっていませんか?
居心地は良いかもしれません。しかし、同じような価値観を持つ人の中にい続けることは、思考を硬直させ、時代の変化から取り残される最大のリスクでもあります。
今のあなたに必要なのは、社内の空気を読む力ではなく、社外の「異能(自分と異なる価値観やスキルを持つ人)」と繋がる力です。
1. 「会社の人脈」は退職した瞬間に消える
残酷な現実ですが、社内での根回しや人間関係の多くは、その組織を離れた瞬間に効力を失います。
「〇〇部長に気に入られている」「あの部署の××さんと仲が良い」
それは組織の中での「調整力」としては優秀ですが、あなたの「市場価値」とは別物です。会社というシェルターの外に、あなたを「個人」として認識し、刺激をくれる繋がりがどれだけあるか。それが、後半戦の生存戦略を左右します。
2. 同年代の「愚痴大会」を卒業する
外の世界に出るといっても、いつものメンバーや、似たような境遇の同年代と飲みに行くだけでは意味がありません。
- 避けるべき場所: 会社の不満、景気の悪さ、他人の批判を肴にする集まり。
- 飛び込むべき場所: 年代も職業もバラバラだが、「何かを作ろうとしている」「学ぼうとしている」人たちが集まるコミュニティ。
40代こそ、20代の起業家や、全く異なる業界の専門家と話すべきです。彼らの「異能」に触れることで、自分の常識がいかに狭かったかを知り、脳が再起動(アップデート)されます。
3. 「ギブ(Give)」から始める大人の繋がり方
社外の人脈作りにおいて、「何かを教えてもらおう」「メリットをもらおう」という姿勢はすぐに見透かされます。
40代が持つべきは、**「自分の経験を誰かのために差し出す」**という姿勢です。
- 若手の挑戦を、ベテランの視点から壁打ち相手になって支える。
- 自分が学んでいる過程(第3回で触れたアウトプット)をシェアし、誰かの参考にする。
「見返りを求めない小さな貢献」を積み重ねることで、結果として「あなたと一緒に何かをしたい」という質の高い人脈が、自然と形成されていきます。
4. 最初の一歩は「オンライン」からでいい
いきなり異業種交流会に飛び込む必要はありません。
- SNSで発信者にコメントする: 尊敬する人の投稿に、自分の経験を添えた丁寧な感想を送る。
- オンラインコミュニティに属する: 興味のある分野の有料・無料コミュニティを覗いてみる。
こうした「ゆるい繋がり」を複数持つことで、会社でのストレスを客観視できるようになり、「自分には外の世界もある」という心の余裕が生まれます。
まとめ:外の風が、あなたを自由にする
社内の顔色を伺うのをやめたからといって、仕事がおろそかになるわけではありません。むしろ、外で得た知見や刺激を社内に持ち込むことで、あなたは「代替不可能な人材」へと進化していきます。
「会社という組織」を使いながら、「社会というフィールド」で生きる。
その一歩は、今日、社外の誰かの発信に反応することから始まります。


コメント